共感の効果いろいろ。

共感の本、読み進めています。今読んでいるところでなかなかおもしろいと思った話↓ 共感=相手の考えることや感じていることを正しく推測する、とこの章では定義されていました。面白かったところだけ抜粋:

 

■ 共感は学習可能 カウンセラーのトレーニングで、カウンセリングの練習の後きちんと評価やなにがどうよかったとかわるかったとかをフィードバックしてもらった学生のほうが、カウンセリングにおける共感力が上がっていたのだそうです。ただし、感情に共感する力のみ上がっていて、考えを推測するという意味での共感力はたいして上がらなかったということでした。

■ 共感力と適応は相関する 共感力が低い学生はいじめの対象になりやすく、自己評価が低かったり日々が辛かったりする、つまり適応が悪い傾向があるとのことです。

■ 友人同士は共感しやすいとはいっても、これは、お互いが似ているとかではなくて、お互いについての知識が多いことが原因なのだそうです。よく「知っている」と、共感しやすいということですね。

■ 女性は男性より共感力が高いというのは確かにそうなんだけど、それは能力の問題ではなく、やる気と社会的圧力(共感力が高いはずだという期待に応えねばならないというプレッシャー)が原因なのだそうです。やる気になった男性と女性とでは、差はないってことですね。社会的圧力おそるべし。

 

徐々に、英語に慣れてきております。だいぶ速くなってきた。