精神科周辺の福祉サービスとかいろいろ

多少?正確さに欠けるかもしれません。

全体像がみえた方がわかりやすいよねとか。わたしも勉強中。複雑すぎる…

 

自立支援 → 精神科に通院を続ける必要がある病気であれば、診察料と薬が安くなる。

病院窓口あるいは主治医に依頼。数回の通院が必要なところが多い。病名によって通りづらいことがある。札幌市であれば区役所へ。

★ 割合が減る(たいていは、3割負担から1割負担へ)よりも、上限が設定されることの恩恵のほうが大きいかもしれない。薬が高い人には朗報。ほんとに。ストラテラとかだけじゃなく、リスパダールコンスタとかの注射を使ってる人も、ぜひ。

★ 上限は世帯収入で決まります。年収2000万?とかだとそもそも(病名に関わらず)通らないことがあるらしいです。

 

手帳 → 精神科的事情で生活に支障が出ていればもらえる。

いろいろ割引になったりする。自立支援と診断書は共通。同時更新もできる。2年有効で、さすがにその2年のうちに完治はしないだろうという予測が必要なので、しばらく通院が必要。病名と、生活への支障(食事、清潔、買物、公共交通機関を使えるか、役所などの手続きはできるかなどのベーシックなもの)が評価対象。札幌市であれば区役所へ。

年金 → しばらくはまず治らないし働けないという証明が必要。ハードル高い。

診断書料も高いし、書く書類も多いから、まずは申請する価値があるかソーシャルワーカーなどに相談を。病名と生活への支障と、労働能力(働いてても一律ダメとかではない)で決まる。年金事務所

★ 「その件で」初めてかかった病院に「初診時証明」を書いてもらう必要あり。これが不明な場合、手続きが難航します。

★ 申請時まで切れ目なく年金を支払っていることが必要。未払いがあると支給されません。ただし、20歳以前の発症(生まれつきの障害も含む)の場合は20歳の時点から払う側ではなくもらう側なので、年金を払ってないのは問題ないです。

 

傷病手当(健康保険) → 休職中に基本給の70%程度をもらえる制度。

会社からじゃなくて健康保険からお金をもらうので、会社にはわりと歓迎される。会社の事務に問い合わせを。1年半くらいもらえる。途中で会社を辞めたときにもらい続けられるかどうかはそれまでの健康保険状況によるので健康保険に問い合わせるのが安全。申請時と、もらうようになってからの毎月診断書が要る。主治医に依頼。

★ 同じ病名で何度も受給することはできないらしいです。

 

失業保険  → 休職中に基本給の70%程度をもらえる制度。

ハローワーク。「辞めてしばらく経つけどそれは病気のせいで仕事どころじゃなかったからです。でももう働けますので仕事を探してオッケーです」という意味の書類が必要なことが多い。「主治医の意見書」があれば、病気などに配慮してわりと親身に相談に乗ってくれる (みどりの窓口)。ハローワークで用紙をくれる。

★ ちなみに、求職中にあらたに病気にかかると、傷病手当という雇用保険の制度が使えたりもする。(ややこしい)

 

ヘルパーとかグループホームとか就労〇〇支援とか → 介護保険で使えるものとけっこう共通。

 障害福祉サービスといいます。相談支援事業所に相談を。(相談支援事業所で教えてくれるけど) 障害区分認定の意見書が必要なので、区役所などで紙をもらって主治医に依頼。介護保険で使えるサービスは障害福祉サービスでもたいてい使えます。

 

就労〇〇支援とか (相談支援事業所に相談ね)

 就労移行支援  一般企業などに就職するための支援。面接対策とか。

 就労定着支援 一般企業などに就職してからも相談とか受け付けるよ

 就労継続支援  訓練を兼ねた職場。ここで働く。

  A型  →  バイトに近い。最低賃金かそれ以上貰える。

  B型 →   昔でいう作業所。お小遣い程度。サポート充実。

 

訪問看護  → 看護師さん/ソーシャルワーカーなどが家に来てくれる。

福祉じゃなく医療なので、主治医に依頼。病院にあることも外部の訪問看護ステーションに頼む場合も、主治医の指示書だけでオッケーです。自立支援も使えます。